明治42年にもともとは東宮御所として建設され、現在は迎賓施設として
外国からの賓客をお迎えする場所となっているのが「迎賓館赤坂離宮」です。
日本では唯一のネオ・バロック様式による宮殿建築物で、
鉄骨補強れんが造りの表面に花崗岩を石張りした地上2階、地下1階の建物です。
当時欧米で主流となっていたネオ・バロック建築を、東宮御所にふさわしい建造物として
日本人だけで造ることを目標としたため、
建築にあたっては、明治時代の洋風建築をリードした英国人ジョサイア・コンドルの
直弟子片山東熊の総指揮の下、著名な学者、芸術家、技術者等が総動員されました。
この講座では、片山東熊が当時の欧米から何を学び、何を参考にして
この建築に挑んだのかを気鋭の建築史家松本裕介氏が解説いたします。
迎賓館赤坂離宮の世界中の建築の中における位置づけ、
そして世界の宮殿建築の中での位置づけが分かります。
【会場】セブンアカデミー6階(市ヶ谷)
※教室での講義です。外歩きはありません。
※教室は12時から入場可能です。
※自由席です。
【新型コロナウィルス対応に関するご注意事項】
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