世間に広く認知されているゆるキャラの元祖「せんとくん」の生みの親であり、幅広く活動する彫刻家・籔内佐斗司さんが、
オリジナルのイラストを用いて、仏の世界とその造形をわかりやすく解説。
お寺巡りをするのが好きな方、仏像が好きだけどたくさんの仏像がありすぎてよく分からない方に大変おすすめの講座です。
仏像についての見方を広げ、新しい視点で仏像鑑賞を楽しんでみませんか?
《籔内佐斗司 プロフィール》
1953年大阪生まれ。東京藝術大学および大学院で彫刻を修め、1982〜87年、同学保存修復技術研究室にて仏像彫刻の研究と修復事業に従事。
その後、古典研究をもとにした独自の彫刻技法を駆使し、木彫やブロンズ、版画、執筆、映像、講演などさまざまな活動を、屋内屋外を問わず元気いっぱいに繰り広げています。
その表現は、日本人がどこかに置き忘れてきた豊かな精神世界を、諧謔と陽気さに満ちた懐かしい造形で蘇らせようとするものです。また2004年から、創作活動とともに、東京藝術大学大学院文化財保存学教授(保存修復彫刻)として後進の指導にもあたっています。