《8/23》丸の内の変遷を知る
東京の建築と町並みの歴史をたどるシリーズ

講座番号:240823

明治27年(1894年)に「三菱一号館」が丸の内に竣工。 三菱の創業者岩崎弥之助がジョサイア・コンドルに設計を依頼し、 丸の内に建設した最初のオフィスビルです。 イギリス、クイーンアン様式のレンガ造りの格調高い、美しい建築でした。 この後も一号館の先に、二号館、三号館、四号館と 次々とレンガ造りのオフィスビルは建てられ、 当時の人々はこの西洋風のオフィスビル街を 「一丁倫敦(ロンドン)」とはやし立てたそうです。 戦後はレンガ造りからコンクリート造りが主流と変わり、 オフィスビルは収益性の向上を求めて更に大型化しました。 その代表的なビルであった東京海上ビルが 2028年に新しいビルに生まれ変わります。 新しいビルは建築家のレンゾ・ピアノ氏らにより、 柱や床などに木材をふんだんに使った「木造ハイブリッド構造」による 高層オフィスビルとなります。 レンガ造りのオフィスビル街に始まり、コンクリート造りの超高層オフィスビル街を経て、 近年はビジネス専用の街からショッピングを楽しむ人や観光客を呼び込む街へと変容した 丸の内がこの先木造高層ビルを主流として、ますます活性化しようとする変遷を語ります。 【会場】セブンアカデミー6階(市ヶ谷) ※教室での講義です。外歩きはありません。 【新型コロナウィルス対応に関するご注意事項】 @ご来場前にはお客様ご自身による体調チェックをお願いします。 Aご自身やご家族に発熱や咳などの症状がある場合は、ご来場をお控えくださいますようお願いします。 Bマスクの着用は、個人の主体的な選択を尊重し、個人の判断に委ねることといたします。
期間2024/08/23(金)
曜日・時間指定金曜日 14:00〜16:00
回数1回
残席状況
途中受講不可
見学不可
持ち物筆記用具
備考会場:セブンアカデミー(市ヶ谷)
その他資料      
講座詳細詳細
【講座スケジュール】
日程時間講義内容
2024/08/23(金) 14:00〜16:00 会場:セブンアカデミー

【講師紹介】
松本裕介
東京大学工学系研究科建築学専攻博士課程。日本建築史を10年間研究。その後、日建設計、アトリエ系建築設計事務所を経て、独立。住宅・医療施設などの設計を行っている。現在、杉並区や江東区などで建築史講座講師をつとめる。また趣味として20年以上つづけてきた街歩きの経験を生かし、市民対象の歴史的建造物散策・史跡散策グループを主催。趣味は美術鑑賞、茶道、古文書解読など。
料金区分受講料
一般会員 4,400円